2008年11月5日星期三

今日を楽しむための言葉 其一

犬になるための練習をする猫はいない。
猫になりたがる犬もいない。
人間だけが自分以外のものになろうとしている。

伊藤先生のお言葉です。読んだ瞬間、とても道理がある。つまり、人間は自分のままでいい、人間は自分なりに頑張ればいい、人間には誰でも長所もあれば、短所もある。逆に言えば、人間は欲求が深く、自分以外のものを欲張っている。
しかし、よく考えれば、すべてそうではない。犬になりたい猫や猫になりたい犬がいないというのは、犬と猫がそもそも別々のものだからである。犬と猫は競争相手にならないわけだ。犬や猫の言葉も分からなく、犬や猫の行動の意図をも読み取れない私には、依然として犬の世界でより立派な犬になろうとしている犬は大勢いると思う。猫も同じ。だから、人間は自分より優秀な人間を見習い、よりよくなろうとする心理や行動が進歩の原動力だと思う。
さらに、極端にいえば、犬や猫、などなどの動物がなぜ動物というかというと、向上心がないからだ。つまり、人間はなぜ動物と違い、人間と称するかというなら、人間には思想があり、絶えず自分や周りの状況を変わろうとしているのだからである。
以上。

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